2023年02月19日
テレビで何かと取り上げられていたので鑑賞してきました。
「シャイロックの子供たち」というタイトルからは
内容が想像できない。
シャイロック=ユダヤの金貸し
の意味らしいですが、
もう少し内容を直接感じられるタイトルが分かりやすいような。
作家は、超売れっ子の池井戸潤先生
なので池井戸潤先生の作品を愛読している人は
内容も想像できたのかもしれません。
「倍返し」の言葉も登場してあのときの作品を彷彿させる感も。
全体としてとても面白い、意外感のある映画で楽しめましたが、
やはりそんなことないでしょ?の突っ込みどころもあちこちに。
冒頭、支店内の営業マンの机に置かれた紙袋入りの900万円。
営業でお客様へ届けた時に100万円足りない!
銀行に戻って報告したところ銀行内は大変な騒ぎに。
あちこち探して、大量のゴミ箱も全部ひっくり返して、
そして行員のロッカーや私物・カバンの中身までチェック。
遅くまであらゆるところを探して見つからず。。
そしてある行員が疑われることに。
ただ、あり得ないのは、銀行支店内のトラブル、
しかもデスクに置いた紙袋の中身がなくなっていた。
銀行内のあちこち探したり、行員の私物を遅くまでチェックしたり、
そんなことするより、防犯ビデオをチェックすれば
誰が盗んだのか、すぐわかるハズ。
それをしなかったのは? やはり映画。
作家の池井戸潤先生も何故ビデオチェックしなかったのか。
その説明はきっと出来ないでしょう。
あるいは映画にも出てこないカラクリがあればそれは恰幅です。
最後のストーリーへ行くまで犯人は不明のまま。
とは言え、作品としてはまずまず楽しめる映画でした。
もうひとつ興味深かったのは、銀行内の朝礼。
融資先の開拓、融資金額、投資金額の
販売額が少ない営業マンが罵倒される。
審査が甘く貸し倒れになれば評価も下がる、
銀行に限らず営業マンは大変です。
話しは横道にそれますが、20年以上前に当社担当営業の方、
移動してその後連絡もありませんでしたが、
退職後共通する音楽がご縁で、
個人的にまたお会いして交流することに。
聞くと在職時は移動しても、関係ある取引先とは
個人的お付き合いは禁止されている。とのこと。
言われてみればそうですね。
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