点字本の制作(組版)

2022年12月07日

過去に1−2度、

点字本の組版できますか?

の問い合わせを頂いた事があります。

当社点字の制作物は扱った事無いのですが、

一応知識としてあってもと思い調べてみると…

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まずは点字の歴史について。

1854年にフランスのルイブライユ

によって発案されました。

日本では1890年に

石川倉治さんによって作られ、

後に選挙の投票や大学受験でも

この点字が採用され普及されるに至ったそうです。

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で、当社にも関係ある点字版下の作り方ですが、

まず、意外だったのが、点字1文字の大きさが決まっています。

触っての触感で一律わかるように。

拡大も縮小もできません。

言われてみれば納得ですが。

そして点は6つと決まっています。

それを一般的にカナを表現します。

で、点字の点の部分は

制作の工程としては点だけ版を分ければOK!

その版をニスやUVなどで盛り上げて印刷する、

というごく一般的な印刷方法。

ただ慣れてないとやはり制作は大変な分野ですね。

      
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