元素番号113番 ニホニウム

2022年11月26日

和光市の散策

駅前から元素・番号が記された

プレートが歩道に埋め込まれているのは

知っていたものあまり気にせず、

通り過ぎていましたが、

113 Nh ニホニウム Nihonium

は、日本で発見された元素とのこと。

しかもこの和光市で。

 

と言うか作られた元素とのこと。

えっ!元素って作れるの? という疑問が。。

答えは、作れるんです! とのこと。

これまでに確認されていない数の陽子を持つ

新しい原子核を作れば、それが新しい元素になるらしい。

まず駅前の歩道に1番水素Hのプレートがあり、

次に6−7mごとに点々と元素のプレートが。

 

 

途中からは今まで聞いた事のない元素名が。

ドブニウム って。。

そして、元素番号113番 ニホニウム を発見(製造)した

理化学研究所にたどり着きました。

 

恐らく、この医科学研究所から和光市駅までの道の距離を

113で割ったのが各プレートの間隔なのでしょう。

で、ここで終わり、と思いきやまだプレートは続いていて、

最後は118番のオガネソンでした。

今後はさらに未発見(未生成)元素を

考慮して173番 ウンセプトトリウムまで

仮の名前も付けられています。

ところでダイヤモンドは人工的に作れるが、

金は作れないのか? と思ったら、

現実に可能で既に生成の確認も出来ているそうです。

作り方はというと、フライパンも砂糖も要りません!

 

まず全長数十キロもする巨大な加速器で

光速に近い速さに加速させた原子(ベリリウム)を

水銀原子に衝突させ、しばらく落ち着くと金の出来上がり!

そしてそれを1年間、巨大な加速器を動かし続けると、

0.0002g(1万分の2g)の金が出来るそうです。

円に換算すると約1円分とのこと。

投下したエネルギーと設備を考えると

作るより買った方がおトク!

錬金術はまだまだ夢のようです。

 

また今後、新たな元素を発見(生成)するには、

加速器の使用が必要不可欠なのかもしれません。

  
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