リュイル-マルメゾン

2022年06月27日

リュイル-マルメゾン

初めて聞く言葉・名前と言う人がほとんどと思います。

フランスの片田舎の町の名前です。

私にとってはフランスで一番馴染みがあって大好きな町です。

都心パリからは地下鉄→高速鉄道と

乗り継いで1時間半くらいかかったかもしれません。

東京で言えば、都心から埼玉の秩父とかのイメージ。

まして、旅人の日本人が行くようなところではなく

この街で日本人を見たことはありません。

 

普通の人が聞くことも行くこともない町に

何故馴染みがあるかというと、

発端はフランスに住んでいる友人の間違いからです。

15年位前に初めてフランスに行くことになって、

フランスに住んでいる友人にホテルの手配を頼んだところ、

友人はこの町のあるホテルに予約を取ってくれました。

こちらはフランス鉄道・都心からの路線図

 その中で、高速郊外鉄道と呼ばれているRER A線の路線図です。

終点がサンジェルマン・アン・レーという駅。

 

サンジェルマンと言うと日本ではサッカーの

パリ・サンジェルマンFC が有名かと思います。

繋がりは、私はサッカー詳しくないので不明ですが、

拠点となる町なのかもしれません。

友人がこのサンジェルマンに住んでいて、

友人は間違えて4つ手前の駅にホテルを予約してくれました。

今、聞いても「そんなことあったけ?」

 というばかり・・・

日本人の友人ではないので、やることはかなりアバウト(>_<)

 

しかもホテルは駅から徒歩で30分はたっぷりかかるという

とても不便な場所にあるホテル。

なぜこんな不便なホテルを予約したのか。。

最初は参りましたが、

その後このホテルは私の大のお気に入りに。

10回ほど行ってるフランス旅行で9回は

この不便なホテルに泊まっています。

ホテルの名前は「インターホテル」

建物にホテル名がわかる大きな看板もなく

日本人にとってはたどり着くのに苦労するホテルです。

地図を見て最初は駅から徒歩10分位?と思ったものの

大きな間違いで最初はたどり着くのに2時間かかりました。

このホテルへ行くにはバスもありますが、

今となっては徒歩で行くのが最高!

途中の住宅街を通って、

教会や商店街を通って、

(wikipediaに載ってるこのホテルを通っていきます)

そんな日本では味わえない町並みを見ながら

ホテルにたどり着くのがお気に入りとなりました。

ホテルへ行くまでのルートは当然ながら無数にあるので、

少し遠回りして別の景色を見ながらホテルへ!

など町並みを散策しながら到着出来るのも魅力です。

 

途中にはウイルスバスターで有名な

トレンドマイクロ社の支社もあります。

ただ、このトレンドマイクロ社、

敷地内に特に何のガードもなく入れます。

ビル内はどうか不明ですが、ちょっとセキュリティ緩い感じも。

 

日本では見ることがないデザインの住宅街を通って

 

wikipediaにも載っていた 教会を通って

この教会横には大きな広場があって、

冬は特設スケートリンクになり、

たくさんの人がスケートを楽しみます。

また冬以外の休みの日には市場となり、

テントを貼ってたくさんのお店が出店します。

 

で、商店街を通って。。

カフェやベーカリーや雑貨屋さんフルーツ店などに立ち寄って

散策♪

洋品店は独特のデザイン性の高い服が多くて

見ていても飽きない。

そして、ホテルへ到着

ホテルの目の前には「モノプリ」という大きなスーパーもあり、

商店街にもつながっているので、レストランでの食事や

夜食の買い出しにも困ることはありません。

このスーパーでは、よく

オレンジ、ハム、チーズなど買ってホテルに

持ち帰りおつまみにして食べたのを思い出します。

日本の半額以下の値段なので、

気軽に美味しい食材を堪能出来ます。

しかもオレンジはいつ食べてもとても甘い。

日本では酸っぱいオレンジ(みかん)が多いのですが、

フランスで酸っぱいオレンジは食べたことがありません。

で、フランスのスーパーに行って驚いた事があって、

ブドウなどお客さんが売られている物を

つまんで食べている光景をよく見ます。

特に試食として分けられているわけではありません。

フランスでは普通につまんで試食してOKとのこと。

どの程度OKなのか不明ですが、

店員に断りなく、みんなちょこちょこ

売り物のフルーツをつまんでは食べています。

試食だけでお腹いっぱいになりそうです。

🍇🍇🍇🍇🍇🍇🍇🍇🍊🍊🍊🍊🍊🍊🍊🍊

 

もうひとつこのインターホテルで驚いたことがあって、

バスタブに貼ってある壁のタイル。

その一枚に「ヴァレンチノ」の文字。

フランスでは無名のホテルでも使えるほど

一般的なブランドなのかもしれません。

 

 

そう言えば、このインターホテルの周りを散策していて、

徒歩5分くらいのところに、将軍という日本料理屋がありました。

「国都」の文字はイメージですかねえ?

変な日本語です(^o^)

基本お寿司のお店のようで一度食べてみたかったのですが、

夜営業のお店でタイミングが合わず。。

 

フランスではお寿司は大人気で、

歩いていてもお寿司屋さんをよく見ます。

特に表通りではなく、裏道の人通りの少ない

路地でよく見かけました。

お寿司専門のデリバリーもあったりで、

以前にお寿司デリバリーのパンフレットを

もらったのですが、

まっピンクのパンフの背景に

お寿司の写真が載っててビックリ!

ところ変われば・・で面白いパンフです。

 

もうひとつ気になること。

このリュイル-マルメゾンには

かのナポレオンの奥さんの大きなお城

マルメゾン城

があるそうです。

タイミング合わずまだ行けていませんが。。

インターホテルに泊まった時に

受付の男性が

近くなので是非!

と紹介してくれました。

私は最初、近くなので

案内でもしてくれるのかと思ったら、

「男同士でそれはないよー」という

ジェスチャーと顔をして

「ノーノーノー!」

と笑って返事してたのが思い出されます。

 

 


ビジネス書、実用書

ページ物の組版制作は
フレックスアート
ご連絡くださいませm(__)m

代表者のひとこと

 

月別アーカイブ