2022年09月21日
いよいよ今夜というか明日早朝に
FOMC(連邦公開市場委員会)が開催されます。
FOMCは金利や為替、マネーサプライに
関する金融政策の方針を決定する委員会で、
日銀の金融政策決定会合に相当します。
7名のFRB(連邦準備理事会)理事、5名の米連邦銀行総裁の
計12名によって構成されています。
開催頻度は約6週間に1度で、年8回開催です。
私は、FXも先物も仮想通貨もやりませんが、
経済の動きを見ること好きで、
経済関係のイベントあると注目して見ています。
で、このFOMC、何が重要かというと、
このFOMCでアメリカ金利が上がったり下がったりを
決定するので、アメリカ経済、しいては世界経済をも左右する
大きなイベントになります。
現在のアメリカ金利は2.5%
今夜の委員会でプラス0.75%が恐らくプラスされて
3.25%になるのでは? というのが大方の予想です。
この水準なら事前予想と同じなので大きな混乱は起きない、カモ。
ですが、1%の金利プラスの3.5%ともなれば、
ちょっとパニックもあるかもしれません。
為替も一気に145円抜けるかもしれません。
ただ為替は142〜144円でしばらくウロウロしているので
たとえ0.75%アップでも145円を突破してくるかも。
実際のところはどう動くか誰にもわかりませんが、
金利差が開けば開くほどドルが買われるのは間違いない事実。
日本経済にも悪影響でますが、
しかしアメリカのインフレを抑えるには
必要悪なのかもしれません。
理想的にはこんや0.75プラスで結果、
アメリカのインフレも収まってくれればベストです。
対して日本の金利は−0.1%
ただ、10年国債の金利は現時点で0.253%
日銀総裁は0.25%で無制限に国債を購入して
金利がそれ以上に上がらないようにする、
と言ってましたがすでにこの数日0.25%を超えてきています。
これが常態化してくると金利の歯止めが利かなくなり、
ますます景気が悪くなっていく、という心配も。
明日朝のニュースは注目です。
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