「めだか」フォント

2022年08月21日

テレビ番組で紹介していて、

そんなに遠くない場所でもあり、

ちょっと気になることもあったので、

行ってきました。

民家でメダカを育てていて

一般販売しています。

お店の名前は

小さな坂の上のめだか家.358

家先にはいろいろな種類の

メダカが入ったケースがたくさん。

また、このお店には有名人の方も多数来られているようで

色紙がいろいろ飾られていました。

気になったことというのは

番組で一瞬映ったPOP。

とても読みやすくて味のある書体です。

いわゆる手書きPOP。

DTP制作会社やデザイナーからすると、

手書き風フォント、というのがいろいろありますが、

やはり手書き風フォントは機械的な感じ。

温か味がありません。

例えば文章の中でよく使われる「は」「の」「す」などの文字

手書き風ではあってもバランスよくまとめられています。

例えば同じ「の」の文字でも、文章を辿って

他の「の」の文字を探してみると

みんな同じ大きさ・デザインの「の」のです。

手書きだったらありえません。

やはりそういうところを見ると機械文字と思ってしまいます。

この文字は普通に「ありがとうございます。」と読めますが、

もし手書き風フォントを使ったなら、

「い」と「す」の文字の大きさはあまりにもアンバランス。

このバランスで、「いつもすてき」の文章で同じ「い」と「す」を

使ったならとんでもないバランスになってしまいます。

やはり既製フォントでは表現出来ない手書きならではのバランス。

しかも自然にバランス良く読めます。

 

また「ざ」の濁点が♥というのも暖かい。

いつかこんな暖かみのあるフォントが出てくるかもしれません。

フォント全体としては個性のある○○手書きフォント。

でも文章の位置によってはひらがな・漢字は微妙に同じでない!

大きさも文章によって自然によみやすい大きさに変わってくる。

そんな革新的なフォントがいつかでてくるかもしれません。

10年後20年後かもしれません。

ひとつのフォントで膨大な容量を使うでしょう。

あるいはAIが文章の抑揚を読み解きながら

ひと文字ひと文字変えてくれる。

みたいなフォントの登場を期待してしまいます。

   
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